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精密金属3Dプリンタによる
プラスチック成形革命

OPMシリーズは、レーザー加工&高速ミーリング加工を1台のマシンで連続して行えます。金属粉末をレーザー光で照射することにより溶融凝固させ、その後、回転工具で高速ミーリングによる高精度な仕上げ加工を行うことで、積層造形だけでは得られない高品位な形状加工が可能です。

 

OPMシリーズにより作られたOPM金型(3次元冷却配管内蔵金型)をカセット金型に挿入するだけで短時間でセットアップが完了でき、生産スケジュールにあわせた最適なムダのない生産が可能です。

 

OPMシリーズの金型専用にV-LINE®射出成形機をベースとして、取り出し機、乾燥機、2台の温調器、コンベア、製品回収箱など、成形に必要なすべての周辺機器を一体化。
カセット金型の採用により、型交換時間10分(目安)を実現。

3次元冷却配管内蔵金型

OPM金型

Sodick製 リニアモータ駆動 精密金属3Dプリンタ「OPM250L」や「OPM350L」により造形された、3次元冷却配管内蔵の金型です。
今まで、1つの金型を造るのに複数の工作機械で複数の金型の部品を造り組み合わせることで金型が出来ていましたが、複数の部品を組み合わせることなく一体形状金型の製作が可能となるほか、工数・様々なメリットと可能性が生まれました。

従来の金型

従来の金型を加工する工作機械

OPM金型

OPM金型を加工する工作機械

OPM金型が可能にした
効率の良い冷却配管の設計

樹脂流動解析ソフトMoldex3D(コアテックシステム社)を使って、通常2次元的にしか配置することができない冷却配管を3次元的に自在に配置。射出成形時の成形品をシミュレーション。冷却時間が同じ場合の成形品の変形量を比較すると、3次元冷却配管の方が変形量が小さいことが確認できます。

従来の金型:2次元冷却配管

シュミレーションによる変形量

冷却配管は2次元的にしか配置できないため、
自由度が少ない

●変形を見込んだ金型製作が必要です。
●変形見込みにより製品の抜け方向に対して逆勾配となるケースがあります。
●金型構造にスライド機構が必要な場合があります。

OPM金型:3次元冷却配管

シュミレーションによる変形量

3次元的な冷却配管が設置可能なため、
自由度が高い。

●冷却配管の3次元的な構成が可能で、変形の見込みをしなくても良い金型製作が可能です。
●変形量が制御されることで、金型構造にスライド機構が不要となり、金型製作工程がよりシンプルになります。